周囲を家々に囲まれた小さな敷地で、プライバシーを守りながらも、自然採光を十分に取り入れ、外部に開放された住宅を目指しました。8畳の中庭(コート)を中心 に 各部屋が繋がっています。

家族の活動の場として使われる1階の土間、2階の板間を中心に、個室は3枚引き戸にて曖昧に繋がっています。1日の光の変化を楽しむことができる家です。



比較的眺めの良い2階にある蒲鉾形の細長いLDKは、引き込み障子や御簾によって簡易的に仕切ることもできます。1階は水回りと駐車スペースとなっています。

1階居間の上に、90度回転させて2階寝室を乗せました。朝夕、階段を上り下りする度に、ヴォリュームのある内部空間を体験します。

南からの光を1階まで得るために、敷地の北側に 寄せられた住宅は東西に長くなりました。家族の場である2階と個室のある3階は、吹き抜けやアルコーブなどでつながり、コミュニケーションの取りやすい構成となっています。