敷地の四周が家々に囲まれた旗竿状の土地に建っています。プライバシーの確保と光や風をいかに取り入れるか配慮しました。すべての部屋に光と風を呼び込ませるため、建物の中央に光庭を設けています。又、光庭に壁をめぐらせる事により、プライベートな屋外空間を確保しています。

老朽家屋の建替えによる建築です。1階が整骨院、2階が老夫婦の住まいとなっています。住居へのアプローチはエレベーターとし、バリアフリーを考慮しつつ、トップライトや広いガラス面により明るく快適な住まいとしています。



茨城県南西部、小貝川と鬼怒川とに挟まれた水田地帯に位置する農家住宅に対する増築です。母屋の特徴ある屋根形状(化粧造り)に対してバランスさせるため、増築部分のボリュームを小さくしていますが、室内は明るく開放的な空間となっています。

延床43坪という床面積の中で設置される診療台数は2台、又、カウンセリングルームを設けるなど患者さんに対する手厚い診療が目的とされ、比較的余裕をもったプランニングとなっています。外観のクールな印象に対して、室内は床に多孔質で柔らかみのある暖色系の天然リノリウム材を選択、壁面にはシナ合板を貼り、生成としての優しさをもたせています。患者さんにとっての快適性、そして診療行為を気持ちよくサポートする空間の提示を行っています。



21坪ほどの敷地の三方をマンションに囲まれ、道路面とのレベル差が2メートル、そして法的な規制としてある北側斜線、建ペイ率60%など、所処のストレスをクリアーさせながら、1階から2階にかけてヨットの柔らかい帆の中に包まれるような、開放的な空間を提示しています。