家族経営の二つの会社と、将来施主住宅に変更可能なフリースペースからなる建物。アトリウムの吹き抜け空間を中心に、各々の要素が空間的に繋がりをもちながら構成されている。住宅密集地に建つために2階のアトリウム床をガラスブロックとして1階事務所に光を落とす。日没後にはこの床が光を放ち幻想的な空間に一変する。工期短縮を可能にする設計とそれによるローコスト化、東京下町の町並みとの調和も計った。



商店街と住宅街の2つの地域の交点に建つ複合ビル。建物にも二つの表情を持たせ、ロケーションの持つ性格を強調。市場調査に基づくスタジオタイプ大型ワンルーム賃貸住宅の併置により、施主住宅と店鋪をトータルに事業化。賃貸住宅は大型の回転間仕切りによって様々な使われ方に対応可能なものとした。工法的にはシンプルな構成と規格製品の新しい組み合わせによるローコスト化を、更に賃貸部分は将来の変更にも配慮した。

賃貸集合住宅、都屋ハウスのオーナー邸。『大家さん』としての顔を持つ特殊目地のコンクリート打ち放し染色仕上げの外壁。ゆったりとした内部構成。木質系自然素材をベースとした内装。廊下壁面全面に設けられた収納。